身近で不思議な生き物・ヤモリ 2019.9.25 

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身近で不思議な生き物ヤモリ

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準絶滅危惧種らしいが家の周りで良く見掛ける、外壁、窓ガラス、戸袋、物置、車のドアの中、植木鉢、、、いろんな所にひっそりと現れる。 十数センチの成体から2センチ程の孵化間もないと思われる幼体までたびたび遭遇する。
餌が豊富で住み心地が良いのか沢山生息してる様子だ、以前から興味があったので数日の間虫かごに入れ観察し改めて不思議な生き物と知った。
大人しく、ひっそりと生きるさまは平和を好む生き物、家守とか守宮と書いて昔から家を守るとして人に親しまれて来たようだ。

「主に民家やその周辺に生息する。都市部では個体数が多く郊外では少なくなり、少なくとも日本では原生林には生息しない。食性は動物食で、、、」/ Wikipediaより

“人家に多く生息し、原生林には生息しない“!  本当だろうか?本当だとしたらますます興味深い生き物だ、 今まで実物以外はテレビでしか見たことないが、いずれも 普通の家の窓ガラスに貼り付いていたり、無人島の雑木林の中の朽ち果てた家や祠のような所に沢山の生息している様子が映されているのを見たことはあるが、全くの自然の環境環境に生息している映像・画像は見たこと無い、イメージにも湧いて来ないので本当の事だと思う、、、 なぜ?最初から?、、、、やっぱり不思議な生き物!

そして観察していて気がついた事がある、爬虫類にしては可愛い瞳、瞼閉じないように見えたが、代わりに風呂敷みたいな薄いおおきな舌でぺろっ!ぺろっ と瞳全体をなめて乾燥やゴミからまもっている様子だった。

また観察前から大いなる疑問がもやもやと頭の中を渦巻いている、それは真夏の炎天下車のドアを開けるとヤモリがチョロチョロと出てくる、捕まえようと手を伸ばすとそそくさと灼熱地獄であろうと思われるドアの隙間に逃げ帰ってしまう、なぜ!? 車の外に逃げずに50度を有うに超えるであろうドアの隙間に戻るのか?自殺行為に思えてしまう。
魚や両棲類の多くは25度くらいまでが適温で30度を超えると生存出来ないと言っても言い過ぎではない、熱帯魚も一部の魚種を除き大半がたちまち弱ってしまう、たしかに爬虫類のトカゲは真夏の炎天下でも石垣や草むらから平気でチョロチョロ出没するのを見かけるがずっと炎天下にいる事は無い!ましてや50度を超えるような環境で目撃した事は無い、 炎天下で終日駐車している車のドアでイモリに遭遇するのは一度ではない時々遭遇する、その都度ドアの隙間に逃げ帰る。 いったい何度まで生存する事が出来るのだろうか?疑問が頭の中をうずまいている。

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